
ど平日に2日間もお休みを取ったのは、初めてのこと。
たった2日間。
でも、私にとってはものすごく勇気のいる決断でした。
実は9月頃、頭の中がパンク寸前になっていました。
「このままやと、ちょっとヤバいかもしれない」
そう感じたのがきっかけです。
今年は初めてのチャレンジとなるPOP UPからスタート。
ありがたいことに、お客様からいただくオーダーも年々難易度が上がり、毎回新しい挑戦の連続です。
そして来年に向けて、初の東京進出も計画中!
ようやくPOP UPの候補会場もいくつか見つかり、来月末には東京へ下見に行く予定です。
他にもやりたいことが山ほどあって、SNSの発信ももっと頑張りたい。
もちろん、今年も途切れることなくお仕事のご依頼をいただいています。
お客様との打ち合わせ、オーダー対応、デザイン、パターン製作、裁断、縫製、SNS、これからの企画……
書き出してみたら、
いや、これ全部1人でやる量ちゃうやろ!笑
と、自分でも笑ってしまいます😂
でも、好きで始めた仕事。
誰かが思い描いたものを、自分の手で形にできること。
「こんなのが欲しかった!」
そう喜んでいただける瞬間が、何より嬉しい。
だから、つい頑張ってしまうんですよね。
実は今でも、仕事がなくなることへの不安は消えません。
だからこそ、休むことに躊躇してしまう。
以前の私は、休みがなくても平気でした。
朝から晩まで仕事をしていても、それが当たり前。
でも、バイクという趣味に出会ってから、少しずつ考え方が変わりました。
「仕事だけで人生を終わらせるのは、もったいなすぎる。」
仕事は大好き。
これからもずっと続けていきたい。
でも、仕事以外にも、まだ知らない景色や、経験してみたいことがたくさんある。
もうすぐ子育てもひと段落。
年齢も重ねていく中で、これからの自分の人生をどう過ごしていきたいのか。
そんなことを考えるようになりました。
気づいたのは、
好きな仕事を長く続けるためには、頑張ることと同じくらい、休むことも大切だということ。
一度、無理を重ねた経験があるからこそ、今思えば、あの頃の自分は相当無理をしていたんだなと思います。
身体も頭も、限界が来てからでは遅い。
今回は自分で危機を感じたので、思い切って予定を空けました。
とはいえ、自宅にいると結局仕事をしてしまうし、家事もある。
私の場合、家にいたら休みにならない!笑
ということで、家を出て2日間のお休みを楽しむことにしました。
今回訪れた場所はどこも素敵だったのですが、特に心に残ったのが「永楽館」。
映画『国宝』のロケ地にもなった場所です。
昨年、映画館で観た『国宝』にものすごく感動した私。
たまたま通りかかった永楽館を目にした瞬間、映画の感動がよみがえり、込み上げてくるものがありました。
さらに、ふらっと立ち寄ったカフェでは、思いがけないご縁が。
なんと、カフェのオーナーさんが永楽館の再生に関わられた方だったんです!
いろいろなお話を聞かせていただき、帰り際には「よかったら」と永楽館のストラップまでプレゼントしてくださいました✨
偶然立ち寄った場所で、こんな素敵なご縁があるなんて。
そして、街に並んでいた色鮮やかなのぼりも、今の時期だけの特別な景色だそうです。
大阪ではなかなか目にすることのない地車にも出会えたり。
1日でも日が違っていたら、出会えなかった人、見られなかった景色。
予定を詰め込んで仕事をしていたら、きっと知らないままだった世界。
思い切って休んだからこそ、出会えたものがたくさんありました。
何もしないことだけが休息じゃなくて、好きな場所へ行き、知らない景色を見て、人と出会うことも、私にとっては大切なエネルギーチャージなんだと実感しました。
私は超人にはなれないし、これからもきっと、仕事が大好きなことは変わりません。笑
だからこそ、これからは「休む」という予定も、ちゃんとスケジュールに入れていこうと思います。
お仕事をお待ちいただいているお客様には、本当に申し訳なく思っています。
でも、ひとつお伝えしたいのは、
どうか私に気を使って、オーダーを遠慮しないでくださいね。
「忙しそうだから頼みにくい」と言っていただくこともありますが、ご依頼いただけることは本当にありがたく、私の喜びであり、原動力です。
これからも、どんな難しいご相談にも「どうしたら形にできるだろう?」と考え、挑戦していきたい。
そのためにも、自分自身を大切にすることを忘れずに。
無理をして短く走り切るより、自分らしく、長く走り続けたい。
10年後も、20年後も、革と向き合い、お客様の想いを形にする職人でいられるように。
これからも新しいことに挑戦しながら、Riccoを育てていきたいと思います。
そして、いつもRiccoを応援してくださる皆さま、本当にありがとうございます。
まだまだやりたいことがいっぱいです!
これからのRiccoも、楽しみにしていただけたら嬉しいです✨