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昨日、ご新規のお客様がご来店くださいました。

お話を伺っていると、
「本革だと思って購入したのですが、合成皮革だったんです」と。

最近は「〇〇レザー」など、
一見すると本革のように感じる名称の商品もたくさんあります。

でも、名前に「レザー」と入っているからといって、必ずしも本革とは限りません。

もちろん、合成皮革が悪いということではありません。

価格を抑えられることや、軽さ、お手入れのしやすさなど、合成皮革にもメリットがあります。

革をはじめとする原材料の価格が上がっている今、
本革の商品を作れば、どうしても販売価格も高くなります。

作り手・売り手側にも、
「売れる価格の商品を作らなければ商売を続けられない」
という事情があります。

だからこそ大切なのは、
自分が何を買っているのかを知ったうえで選ぶこと。

「本革だと思って買ったのに、違っていた」

そんな残念な思いをしてほしくありません。

Riccoには、他店で購入されたバッグやお財布の修理についてもご相談をいただきます。

ただ、合成皮革製品のお直しは、基本的にお断りしています。

一部分をきれいに直すことができても、
そのすぐあとに別の部分が劣化してしまうことがあるからです。

修理をお受けすることだけを考えれば、
商売としてはお直ししたほうがいいのかもしれません。

でも私は、
「直したからには、その先も長く使っていただきたい」
と思っています。

それはRiccoの商品だけではありません。

他店で購入されたものでも、
私がお直しに関わるのであれば、
できるだけ長く愛用していただきたい。

少し変なこだわりかもしれません。

でも、Riccoに関わってくださるお客様や、
私の周りにいる方には、
できるだけ「知らなかったことで損をする」ということがないようにしたい。

それが私の気持ちです。

バッグやお財布を購入するときは、
デザインや価格だけでなく、
ぜひ一度、素材の品質表示も確認してみてください。

「レザー」と書いてあるから本革、とは限りません。

本革なのか。
合成皮革なのか。

それぞれの特徴を知ったうえで、
自分が納得できるものを選んでくださいね。

そして、
「長く使えるものを選びたい」
と思われたときに、Riccoを思い出していただけたら嬉しいです。